ETCカードが盗難にあったときの届け出は?

万一、ETCカードが盗難にあってしまったとき、どんな措置を講じておくべきでしょうか。

紛失・盗難の届け出には順番があります。

考えてみましょう。

■盗難カードで法外な通行料の請求も。

ここ数年のあいだに車上荒らしが急増しています。

初めてETCカードを作る方には理解しがたいと思いますが、ETCカードはクレジットカードやショッピングカードと同様で、盗み出せばいくらでも悪用できます。

たとえば盗んだカードを使って高速道路をタダ乗りするとか、個人情報をETCカードから抜き取って偽造のクレジットカードを作るなどです。

タダ乗りされたETCでの通行料金は、当然ですが盗まれた被害者のほうに請求がきます。

■警察よりも早くETCカード会社を優先。

ETCカードが盗難に遭った場合、警察に届け出るのは大事なことですが、それよりも早くカード会社に連絡することをおすすめします。

連絡を受けた時点で利用停止の措置を講じてくれるので、盗難されたETCカードの乱用は防げます。

クレジット、ショッピングとの一体型カードの場合は、その機能もストップしますので解決するまでは使えません。

■警察に届け出をしても、警察の初動捜査が遅れる場合があります。

優先順位としてはまずカード会社に連絡しましょう。

ETCカードのカード会社連絡は、カード発行を申し込んだ会社のホームページに行って、そこからメール発信するか、電話で直接問い合わせます。

毎月送られてくる請求書にも連絡先が記載されています。

ETCカード利用の注意点

ETCシステムは、渋滞を緩和し快適なドライブを可能にするために不可欠なものです。

ETCカードを利用して、ETCレーンを通過する際には注意点があります。

車載器とアンテナの通信が正常に行われれば、ETCレーンに設置されている開閉バーが開くようになっていますが、もし正常に行われなかった場合は、開閉バーが開かないことがあります。

そのため、開閉バーの部分では安全に停止できる20km/h以下の速度に減速して、開閉バーが開いたのを確認してから進むようにします。

開閉バーが開かない原因として考えられることは、カードが車載器に挿入されていない場合や、不完全に挿入されている場合、また料金所の直前でのカードの挿入を行った場合などです。

様々な場合が考えられますから、ETCレーンでは、前車が何らかの理由で急停車する可能性も考えて、十分な車間距離をとることが必要です。

さらに、走行中のETCカードを抜き差しする行為は大変危険ですし、通信エラーの原因にもなるため、厳禁とされています。

また、ETCカードはクレジットカードと同様に有効期限があります。

通常は、有効期限が切れる前に、契約しているカード会社から新しいカードが届くはずですが、何らかの要因で届かない場合などもあります。

有効期限が切れていることに気付かずETCレーンに入ってしまうと、当然開閉バーが開かない原因になりますから、走行前には必ず有効期限の確認を行うようにしたいですね。

最後に忘れがちなのが、ETCカードはクレジットカードの一種だということ。

クルマから離れる際には、車載器から抜き取って、ドライバー自身が携行した方が防犯上安心です。

夏の炎天下で車内の温度が上がり、熱などの影響でカードが使用できなくなる、なんてことも避けたいですね。

以上の点に気を付けて、ETCカードを利用したいですね。

ETCカードのデメリットってあるの?

「せっかくETCカードをつくったのに肝心の恩恵をあまり受けていない」という人が、けっこう存在します。

カードのデメリット?と思い込んでしまう前に、どこに原因があったのかを振り返ってみましょう。

■思い切ってETCカードをつくったのに恩恵は低い?

ETCカードをつくる最大の目的は、高速道路料金所の渋滞から逃れること。

ETCカード(+ETC車載器)があれば、専用レーンを使ってスムーズに通過できると考えるからです。

そしてもう1つはETCマイレージや割引特典の付与です。

ETCカードの普及にともなって提携するクレジットカード会社の数が増え、特典やサービス内容も昔とはケタ違いに多くなりました。

それを考えれば、ETCカードを所有している人が、恩恵を受けていないなど、あまり考えられない現象です。

ETCカードをつくるとき、以下の点をよくたしかめて申し込んだか、もう一度チェックしてみましょう。

(1)そもそも高速道路を良く使用するほうですか?利用頻度は低くないですか。

(2)ETCカードには分離型(ETC専用)と一体型があります。

もしかして分離型のETCカードをつくっていませんか。

(3)提携するクレジットカード会社は、自分の日常生活に密接につながっていますか。

ショッピング施設などよく使うところでの特典は含まれていますか。

(4)他のいくつものクレジットカードと使い分けしていませんか。

■ETCカードが悪いの?自分の選び方がマズかったの?

先に紹介した4つの項目は、実際にETCカードをつくった人が「自分は恩恵が少ない」と思い込み、カードの達人からアドバイスを受けた結果明らかとなった“勘違いのポイント”です。

選び方の基本はETCカードを選ぶのではなく、クレジットカード会社を選ぶということです。

ETCカードをつくることに意識が集中してしまうと、肝心の特典が自分の生活とは関係のないものばかりになってしまう可能性が高いのです。

申込み時にすでに日常使いのクレジットカードをもっていたなら、その会社のホームページで、ETCカード機能付きのものに替えられないかをチェックするのが賢明です。

クレジットカードを使い分けしすぎると、ポイントもサービスも分散して、恩恵の度合いはそれだけ低くなります。

また分離型のETCカード(ETC専用)は、ETCマイレージは付きますが、ショッピングカードのような使い方はできません。

恩恵も受けられません。

残念ですが、デメリットと思っている事柄はデメリットではなく、自分の選び方にミスがあったと言ったほうが正解です。

■ETCカードをつくり直す必要性、あるのかないのか。

ETCカードをつくったのに恩恵が受けられないという人は、思い切ってカードをつくり直してみるのも手です。

その際、先にご紹介した(1)-(4)の事例を良く思い返して、自分のETCカードのつくり方に過ちはなかったか、そもそもETCカードをつくるほど高速道路の利用頻度は高いのかなどを再検討してみましょう。

入会金や年会費を取られるクレジットカード会社と契約していれば、それだけでもマイナスになります。

気をつけましょう。

■ETCカードを申し込む前に、発行会社をきちんと選ばないとデメリットが生まれる可能性があります。

選択には十分な時間をかけましょう。

ETCカードを申し込む前に、メリットやデメリットはきちんと確認しましょう。

出先でたまたまETCカードの入会キャンペーンに出会ってカウンターで申し込んでしまったパターンも、後悔する率が高い事例の1つです。

自宅で時間をかけてセレクトするのが賢明です。